先生と生徒のための使い方

授業で使う人物相関図

物語文の登場人物の心情、古典の人間関係、歴史上の人物の対立や同盟を、人物相関図で整理する授業向けの使い方をまとめました。相関図メーカーはログインもインストールも不要で、学校のタブレットやChromebookのブラウザからすぐに使えます。

教科ごとの活用例

人物相関図は「誰が、誰に、どんな気持ちや行動を向けているか」を一枚にまとめる道具です。文章を読み取った結果を図として見せ合えるので、根拠を示しながら話し合う活動につなげやすくなります。

国語:物語文・小説

場面ごとに登場人物の関係と気持ちを矢印で表し、物語の前半と後半で関係がどう変わったかを比べます。心情を表す言葉は、本文から抜き出してラベルにします。

国語:古典

竹取物語や源氏物語のように人物の呼び名が多い作品では、カードに呼び名と立場をまとめておくと、現代語訳を読むときの手がかりになります。

社会:歴史

戦国大名の同盟と対立、幕末の藩と人物のつながりなどを、勢力ごとに色分けして整理します。年号ごとに図を分けると、関係の変化を追えます。

英語:物語教材

英語の物語を読んだあと、人物名と関係を英語のラベルで書く活動にも使えます。編集画面は日本語・英語に対応しています。

1時間の授業での進め方の例

  1. 登場人物を書き出す(10分):本文を読み、出てくる人物を全員挙げます。主要な人物を中央に、脇役を外側に置くよう指示すると、図の形がそろいます。
  2. 関係を本文の根拠から書く(20分):二人の人物を線で結び、関係や気持ちを短い言葉でラベルにします。気持ちに向きがある場合は矢印を使い、どの文からそう読み取ったかをメモに残します。
  3. 見せ合って話し合う(15分):完成した図を画面で共有し、同じ人物の関係を違う言葉で書いたグループを比べます。読み取りの違いが、そのまま話し合いのテーマになります。
  4. 提出する(5分):「保存」からPNG画像を書き出すか、「シェア」で作った共有URLを、授業で使っている提出先に貼り付けます。

教材の人物紹介やあらすじを先生が用意しておくなら、相関図AIで見本の図を作り、生徒の図と比べる使い方もできます。

学校の端末で使うときの注意点

相関図のデータは、使っている端末のブラウザに自動保存されます。共用のタブレットでは、次に使う人が同じブラウザを開くと前の図が見えることがあります。授業の終わりに画像やURLで提出してから、図を削除するように伝えてください。授業をまたいで続きを作る場合は、共有URLを提出先に残しておけば、次の時間にそのURLを開いて再開できます。

また、クラスの実在の友人関係や人間関係を相関図にすることは避けてください。からかいやいじめにつながるおそれがあります。授業では、教材の登場人物や歴史上の人物、架空の設定を題材にするのが安全です。

授業での利用についてよくある質問

生徒のアカウント作成は必要ですか?

必要ありません。ページを開くだけで使えるので、メールアドレスやパスワードの管理は不要です。

生徒の作った図はサーバーに集まりますか?

集まりません。図は各端末のブラウザに保存され、生徒が画像や共有URLを提出した場合だけ先生に届きます。

iPadやChromebookでも使えますか?

使えます。タブレットでは指で人物を動かし、ピンチで拡大・縮小できます。詳しい操作はスマホ・タブレットでの作り方にまとめています。

読書感想文の準備にも使えますか?

使えます。読みながら人物を整理する方法は、小説の登場人物相関図のページで紹介しています。